このままこのブログも閉鎖しようと思っていましたが、やはりtwitterの140文字だけでは発信しきれないので、ブログも復活させることにした。
思考停止西松建設事件で小沢氏の秘書が逮捕されて以来、元検察官でコンプライアンス専門家の郷原信郎氏の「思考停止」という言葉が浸透した。
同氏の言う「組織の思考停止」は企業独特のものと思っていたが、そうではないことにつくづく思い至った。
実際、日本全土がこの思考停止状態に覆われている。
マスメディアの洗脳やらCIAの思惑やらを大きく越えて・・・
洗脳するということは、そこには明確な「意志」が働いている。
しかし、思考停止状態に明確な「意志」はない。
思考停止状態で人を行動に向かわせるもの。
それは「空気」である。
それぞれの人間がそれぞれの環境や立場で、自分の周辺にある「空気」を読んで行動する。
そんなふわふわした状態が日本全土を覆っているように感じられる。
TPPに見る個人と組織の意志と行動の違い次の動画は、新党日本の田中康夫代表が経産省の官僚とTPPについて論じている動画ですが、ここに登場する経産省の官僚は、明らかにTPPの危険性に気づき、TPPに対して反対の立場です。
また、他の経産省の官僚も反対の立場の人もけっこう居ると思われます。
個人的には多くの官僚がTPPの」危険性について認識しているのではないでしょうか。
"TPP"が日本を潰す!11/01/29http://www.youtube.com/watch?v=nmf8Ki4aeQw&feature=relmfuしかしながら、経産省という組織の行動は何故か官僚達の認識がうまく反映されない。
TPP経済効果、10年で2.7兆円 政府が見解(ASAHI.COM)http://www.asahi.com/business/update/1025/TKY201110250694.html
実は、経産省はTPP参加で10兆円強の利があると主張していたが、農水省が7兆円強の損失と発表し、結局内閣府が間を取って2.7兆円としたようだ。
ブレーキの壊れた組織上記のように経産省官僚個人ではTPPの危険性を認識している。
しかし経産省組織としては反対の方向に舵をきっている。
何故このようなことが起こるのか?
経産省の誰かの思惑で動いているのか?
そうではないだろう。
第2次大戦が終わってのち、ある将校が語った言葉がある。
確か、マスコミに戦争に突入したことに対して責任を問われた時、その将校はマスコミの記者に対して「だって、あなたたちも戦争に賛成して毎日煽っていたじゃないですか。」と・・・・
マスコミは、軍が戦争突入を決意したから「日本万歳」を合唱したのかもしれず、軍はマスコミの記事を世論と思い、国民に押された気分になり戦争に突入したかもしれず、国民は戦争の大義名分を信じ無邪気に「日本万歳」を唱え、戦地に赴いたかもしれず・・・・・・
妙な空気が日本全土を支配し、将校もマスコミも、どちらからともなく戦争突入を歓迎した。
過去と現在の一致官僚達はTPPの危険性を認識し、参加について気持ちは反対している。
しかし、組織としては何故か推進に向かっている。
どこがどう狂っているのか・・・?
実際、TPPを推進している政治家は、実情を知らない人も多いように感じる。
TPP推進派の玄葉外務大臣は、「アジア太平洋の40億人を日本の内需と考え、外に目を開いてTPPで打って出ないと、子供や孫達に豊かさを引き継げない」といってTPPのメリットを伝えようとしたが、すかさず田中康夫代表に「玄葉さん!もう少し勉強してから喋ってはどうか!何処に40億人が
いるのですか、アジアでのTPP加盟予定国はベトナム豪州などわずか6カ国!人口2億人弱!おかしい」と言われたそうである。
TPPとワンセットになった武器輸出緩和実はこれがメインじゃないかと思える。
根拠はないのだが・・・探偵の直感というものか。
直感とは最も純粋な思考過程から導き出されたもので、その漠然としたイメージ情報をどう捉えるかで直感精度が変わる。
直感に従わず、酷い目に遭うこともしばしばあった。
直感に従ったほうが結果は良いことを経験として持っている。
その直感であるが、非常にやばい気がする。
ベトナムに武器輸出などすれば、中国やインドがどう思うことか・・・
結局は、アジアに勢力圏をなかなか築けないアメリカの焦りが、今回の飛び道具のようなTPP交渉なのではないか?
貿易を隠れ蓑に、アジアでの軍事力での影響を増加させる。
なかなか包囲できない中国包囲網を築くためのもののように思える。
そんなものに日本が手を貸す。
そんなことを考えていたら、昨年の尖閣諸島の事件もうなずけてきた。
とかく菅政権や現政権は中国が苦手だろう。
アメリカべったりで反中かと思えるぐらいに・・・
副島氏によると、尖閣諸島での事故にもアメリカがかんでいたらしい。
楽観的な民主党政治家達恐らく、管制圏や現政権の人たちは、アメリカの作戦通りに事が運ぶと思っているのだろう。
しかし、等のアメリカは中国に対して楽観などしていないはずである。
1手打てば相手も1手打つ。
中国は遠いアメリカにではなく、アメリカの足がかりである日本に1手を打ってくる可能性の方が大きい。
そんなこと、素人考えでも思い浮かぶ発送だが、政府に入り情報の洪水に溺れると、まともな判断が出来なくなるようだ。
完全に思考停止しているとしか思えない。
昔の童話にあった「笛を吹いてネズミをおびき出し、川に誘い込み溺れさせる」ように、笛を吹かれて思考停止した催眠状態のまま、ふらふらとTPPに突き進んでいるようだ。
思考回復ようやく国会議員の多数がTPP反対の行動に出始めた。
このギリギリの状況まで動かなかった議員は、利を見てのことだろうが・・・・・
それでも阻止に動き始めた。
願わくば「武器輸出三原則の見直し」も反対するよう願うばかり。
TPPの陰に隠れて「知らない間に決まっていた」なんてことになるのはよくあることだから。